ゼロエミッション・シミュレータの開発

地球温暖化、森林減少、土壌劣化など地球規模の環境悪化が深刻化しており、早急な対策が必要となっている。これらの問題を解決するためには、大量生産、大 量消費、大量廃棄の構造を再考し、製品の製造、流通、消費、廃棄、再生利用等の各段階において、無駄を省いた効率的な体制を築くことが重要である。そこで 本研究室では廃棄物処理、再利用化に注目し、地域社会におけるゼロエミッション化を支援することを目的として、ゼロエミッション・シミュレータの開発を 行っている。このシステムでは、地図上に定義された廃棄物処理施設への廃棄物の最適な輸送経路の探索をGISを用いて行う。つまり、このシミュレータを用 いることで、総廃棄コストを最小にするための廃棄物処理施設の設置位置や必要となる処理能力の探索を行うことが可能である。これにより、経済性、環境影響 などを考慮した効果的な廃棄物処理施設設置の計画、立案が可能となる。図は本シミュレータを用いて愛知県地域での可燃性廃棄物の処理コストを計算した例で ある。

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