プラント運転の安定化と効率化のためのソフトセンサー開発

化学・産業プラントを運転する際には、プラントの運転状態を監視して望ましくない状態の場合は適正な状態に迅速に制御しなければならない。そのため 温度・圧力・流量・濃度などのプロセス変数を連続的かつリアルタイムに測定する必要がある。しかしすべてのプロセス変数を簡単に測定できるとは限らない。 その理由として、技術的に困難であること・分析に多くの時間を要すること・分析機器の設備費等が高いことなどが挙げられる。この問題を解決するためソフト センサーという方法が考案されている。ソフトセンサーとはコンピュータ上に存在する仮想的なセンサーのことである。簡単に測定可能な変数と測定困難な変数 との間で構築された数値モデルを使用して、新しい時刻における測定困難な変数の値を推定する (下図参照)。ソフトセンサーを用いることで、測定困難な変数の値を連続的かつリアルタイムに推定することが可能となる。

本研究室ではソフトセンサーの実用化を目指して、様々な問題点・課題点を対象にしてそれぞれを解決するための方法論の開発を行っている。各応用分野の特有の問題点を解決することでソフトセンサーの応用分野の拡大も実施している。

代表を船津教授、副代表を金子助教としたソフトセンサー研究会を設立し、産・学を巻き込む形で研究を推進している。

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