反応副生成物予測システムの研究開発

リスク削減・最小化やレスポンシブル・ケアに関連して環境性や安全性に注目した場合、どのような反応副生成物が得られるかを知ることが重要である。つまり合成経路設計という課題に求められる重要なポイントの一つは、合成設計システムから提示された合成前駆体の反応により、合成標的化合物以外にどのような反応副生成物が得られる可能性があるかを列挙することである。この反応生成物予測の実現を目指して、知識情報工学的手法による反応副生成物の可能性を列挙するシステムの研究開発に取り組み、現在までにその基本的な機能の開発に成功している。さらに、自己組織化ニューラルネットワーク手法を利用し、新反応発見のための反応情報の体系的整理にも取り組み、いわゆる反応の地図を描き挙げようとしている。

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